Software Development 開発実績

『CIRRUS / WH』『CIRRUS / PLATFORM』

WMS：『CIRRUS / WH』（シーラス WH）
業務システムプラットフォーム：『CIRRUS / PLATFORM』（シーラスプラットフォーム）

国内外で一貫物流を展開している日本梱包運輸倉庫株式会社の汎用WMSとして、CIRRUS / WH (WMS) ならびに業務システムプラットフォーム CIRRUS / PLATFORM を構築。

サーバーレス・マイクロサービスアーキテクチャ

WMSを荷主様の業務毎に最適化させ、成長を続けるWMSを実現するため、サーバーレス・マイクロサービスアーキテクチャを採用。

日々変化する物量でも、快適なシステムの使用感を維持するために、リソースのスケールイン・スケールアウトを自動化。運用コストの最適化を実現しています。

機能間が疎結合になるように設計・開発したことで、各機能の改修を実施したときでも、他に影響を及ぼすことなく、容易に機能単位で開発デプロイできるようになります。
この特徴により、製品品質の向上と開発の早期化を推進することができます。

マイクロサービスを実現するためのスクラム開発

高い品質と迅速な開発を追求し、スクラム開発を採用。
当社のスクラムマスターのもとで、開発に従事するパートナー企業やシステム利用者と共に進化し続けるWMSを実現しています。

工数規模が大きいシステムの開発にマイクロサービスアーキテクチャを適用し開発を推進していくためには、従来のウォーターフォール型のシステム開発手法では、開発期間の長期化、機能開発時のタスクのオーバーヘッドが懸念事項でした。

これらの課題を解消するため、開発者・利用者と一体になり、「機能決定→開発→レビュー」のイテレーションを複数チームが計画の期間で繰り返し実行するため、スクラム開発による推進を行っています。

高い品質と開発速度を向上させるモダンな開発環境を活用

ソフトウェア開発を加速するため、クラウドサービス (Amazon Web Service) を活用した開発環境を構築し、CI/CD環境を導入。
デプロイの迅速化と環境設定の一貫性を保証するために、IaC (Infrastructure as Code) も順次導入しています。
機能毎にイテレーションを繰り返し、ユーザレビューを実行する場合、プログラムのデプロイ回数も各段に多くなります。

従来の方法では、都度、作業にばらつきが生じる確率が高くなること、特定の担当者に作業が集中し、イテレーションの期間が長くなることからCI/CD (パイプライン) を構築し、作業の均一化、作業の分散化を図っています。

稼働環境: Amazon Web Service

アーキテクチャ: サーバーレス・マイクロサービス

構成要素: Webアプリケーション　
Androidネイティブアプリケーション

使用言語・ フレームワーク: Java / Spring Boot / Vue.js / JavaScript / Kotlin

開発ツール: Visual Studio Code/ Eclipse / Android Studio / Slack / Backlog

運用監視ツール: Datadog

CIRRUS / PLATFORM

CIRRUS / WHを開発する過程で、総合物流事業会社のIT基盤を見据え、CIRRUS / PLATFORMを構築。
CIRRUS / PLATFORM は、「サーバーレス、マイクロサービスアーキテクチャ」を実現するために Amazon Web Service のフルマネージドサービスを採用し、総合物流事業の各機能を拡張できる環境を整備しています。
CIRRUS / WHを更に発展させると共に、CIRRUS / PLATFORM上で稼働する物流機能別のモジュール開発を進めています。